ピットにて チルトアジャスター


今節はアウト屋が集結!!アウト屋と言えばこの人阿波勝哉選手。ミスターチルト3度ですよねえ!で、チルト3度ってどうやって?のギモンにお答えいたしましょう。阿波選手のモーターで!おお!

チョットわかりにくいですが、ナットで留められている板状のものがチルトアジャスター。

左がチルト2・3度用のチルトアジャスター。右の通常のチルトアジャスターは五角形で-0.5度からプラス1.5度まで各辺で調整しますが、2・3度は専用です。左は阿波選手のモーターだからもちろん3度。もう一辺が2度。他辺は丸く削られて使用できません。
0度は水面に対して平行です。プラスにすれば艇の接水面積が減り、抵抗が減るのでその分伸びが付きますが回り足に影響が出ます。旋回しにくくなるわけです。F1で言えばウイングをねかしているのがプラスで、立てているのがマイナスといった感じでしょうか・・。鳥肌の立つような「まくり」をたくさん見たいですねえ。

忙しい中、ありがとうございました!
整備する黒柳浩孝選手。

吉田光選手です。

ピットにて 2

今回も選手、関係者の「仕事場」ピット作業場にお邪魔してしまいましたあ!


新プロペラ制度に伴い、モーターとセットのプロペラを格納する「プロペラロッカー」です。
モーター番号が扉に記されていて、同じ番号のプロペラが2枚、使用中は1枚格納されています。検査員の方がしっかり管理されていましたあ!

プロペラ検査です。規定違反がないかチェックされていますねえ・・。


風速計です。乗艇した選手用に大型です。隣はおなじみ、「始動」「出走」「停止」のランプ。


優勝戦前。ピットには優勝戦の6艇しか残っていません。


調整用プロペラです。調整用ペラなんてあったんですかあ!

この使い込み感がすごいですよねえ・・。


鉄製ハンマーは無くなりました。でも木製で上手く叩けるのでしょうか・・ますます調整力の如何が問われますよねえ・・。


ピットの係留機です。で、と言われても・・・。


優勝戦が終わると色つきカウルを元に戻します。
選手はモーター格納していますねえ・・。

 

ピットにて

ピット内の写真です。

格納庫です。モーターとは別に収納です。ペアボートもこの奥に格納されています。


「ほお~こんなものが水面に現れるとは・・」じゃなくて、レースの帰投後の艇を昇降機の所で待ち構える選手達です。
選手みんなで協力し合ってボートレースは成り立っているんですねえ・・。


「それっ、」てきぱきと俊敏に作業する選手たち。


いやあ、陸の上でもカッコイイじゃないですか・・。


みんなで探し物では有りません。モーターを外す作業です。ボートはこのあと水洗い。


「あれっ、今何レースだっけ?」とならないように、ピットの高い位置に表示盤が・・。
上部のトゲトゲは鳩避けです。